服飾

オフィスで締めるネクタイの基本ルール・マナー6選

各種ネクタイ

朝の出勤前は忙しくて、シャツや上着にどのネクタイを合わせればよいか悩んでいる暇はありません。

しかし最近はテレワークが多いし、出勤するにしてもオフィスではノータイでOK、顧客との面談の時だけネクタイを締める決まりになっているので、朝の忙しさを気にすることが少なくなったという方も多いことでしょう。

それでもオフィスのロッカーにネクタイを3本ほど吊しておき、その時々の面談相手や、会議の内容、着ているシャツ・上着によってどのネクタイを締めるか即座に決められれば、それに越したことはありません。

他方、なんとなく有名デザイナーのネクタイを購入し続けた結果、奇抜だと思われかねないデザインの手持ちが多くなり、逆にオーソドックスなものが少なくなってしまった、という方もいると思います。

そのような方も含め、これさえ押さえておけば会議や面談でルール・マナー違反とみなされることはないであろう6つのポイントをお伝えしますので、是非参考にしていただければと思います。

なお今回お話するのは身だしなみの領域ではありません。身だしなみ的には

  • 汚れている
  • シワがよっている
  • 汗臭い

などのネクタイを締めていない限り問題はありません。

1)パターン(柄)5選

以下がビジネスシーンにマッチする基本的な柄です。もちろんこれら以外にもありますが(例えば水玉模様)模様のサイズ等の制約があったりしますので、どのようなバリエーションでもまず問題のない基本柄5つを選びました。

1.レジメンタル(ストライプ)

レジメンタルタイ

注意点として、ファッションセンスに自信のある人以外は、ストライプの上着やワイシャツを着たとき、ストライプのネクタイを着用しないことがあげられます。

もちろんセンスのある人はこの限りではありません。

2.リバース(ストライプ)

リバースネクタイ

レジメンタルタイは英国生まれで、外から見て左下がりのストライプです。それに対して右下がりのストライプはリバースと呼ばれ、アメリカで商品化されました。

トランプ氏とバイデン氏の第一回テレビ討論会ではお二人ともこのタイプのネクタイを締めていました。

3.ドットもしくは小紋柄

小紋柄ネクタイ

ドットは無地にいわゆる小さなドット(点)がついているもの、小紋柄は一般的に5ミリ程度までの円形の装飾が等間隔で規則正しく並んでいるのものを指します。

ストライプの入ったシャツや上着にもバッチリ合う万能タイプなので重宝します。

4.ペイズリー

ペイズリーのネクタイ

日本語では松毬(ちちり)模様と訳されます。イギリスのペイズリー市で量産されるようになった模様で言葉で説明するのは難しいですが、要は画像のような良く見かける柄です。

これは少しカジュアルな感じがしますが、ストライプの入ったシャツや上着にも合いますし、保守的な業界であっても商談等で普通に着用できますのでこちらも重宝します。

5.無地

どのようなビジネスシーンでも使用できますが、飾り気がなく目立たないので、逆にコーディネートが難しいような気がして私のロッカーには入っていません。

締めないほうが良いもの

ニット

編みもの、もしく編みもののような織り方をしたネクタイはカジュアル用です。

チェック柄

ルール・マナー違反ではありませんが、チャック柄はワイシャツ・スーツに合わせるのが難しいです。特定のワイシャツとスーツの組み合わせにはマッチするけど、それ以外は不似合い、というケースがほとんどです。

ですので私はロッカーに入れてないどころか今は一本も持っていません。

2)素材

シルクがベストです。私的にはこれ一択です。

ポリエステルやレーヨンなどの合成繊維やアセテート(半合成繊維)などは光沢があってシルクのように見えますので、これらでもOKです。

しかしウール、リネン、コットンはいかにもカジュアルっぽく見えますので、シルク製のものをお勧めします。

3)色

カラーバリエーションはごまんとあるので言及できません。ビジネスシーンに合っていると思う色を、自身のセンスと店員さんのアドバイスのもと選ぶしかないと思います。

ただし白、シルバー、黒など冠婚葬祭で使うようなタイプのネクタイはビジネスシーンでは避けるべきです。

4)長さ

大剣・小剣

まず大剣がベルトに丁度かかるくらいになるようにネクタイを結びます。

その際、小剣が大剣に対して短か過ぎる場合は、ネクタイの長さ自体が自分の体形に比べ短かいと言えます。他方、小剣が大剣よりも長いとネクタイ自体が長過ぎると判断できます。

短か過ぎるネクタイを購入した経験はほとんどありませんが、長過ぎるものを購入した経験は何度もあります。

小剣がループ(小剣通し)に届き、少しでもくぐらせることができれば使えないことはありませんので、ネクタイが短いことに関してはそれほど心配する必要はありません。と言っても私の身長は176センチですので、もっと背の高い方は注意が必要かもしれません。

一方の長すぎるケースですが、小剣が大剣より長いと非常にだらしなく見え、そうなると解決策はありませんので(小剣を思い切って切り捨てられれば別です)「長過ぎやしないか?」については、新しいネクタイを購入する際にはそれなりの注意が必要です。

5)幅

上着のラペル(下襟)の幅に合わせると良いと言われてますが、そこまで気にしません。

流行によってネクタイの幅は変わりますが、その時々に普通に売られてたもので幅が広すぎたり狭すぎたりしたことはありません。ですので、マニアックな商品を求めない限り型破りな幅とみなされることはないと思います。

6)着こなしの注意点

ネクタイを緩める男性

いかなる理由があろうと、ネクタイのノット(結び目)を緩めるとだらしなく見えます。もちろん人に見られない場所で仕事をする分には構いません、というより人に見られていなければネクタイ自体する必要もないですよね。

最悪なのはノットが下がり、シャツの第一ボタンが見えることです。

それではということで、ネクタイを緩めると同時にワイシャツの第一ボタンをはずすのはありか?についてですが、若い頃はそうすることがカッコ良いと思っていた時期もありました。

しかし例えワイシャツの第一ボタンをはずしても「だらしないものはだらしない」と思う人もいるので、会議や商談などではやはり控えるべきでしょう。

まとめ

リバース柄のネクタイを初めて製品化したといわれるブルックスブラザーズが倒産しました。

原因はアメリカの職場では衣服のカジュアル化が進んでいて、企業単位でもドレスコードをどんどん緩めているため、スーツなど保守的な製品の需要が減ったからだと言われています。

片や日本でもクールビズやテレワークの影響でカジュアル化が進行中なので、衣装の組み合わせ(ワードローブ)もビジネスカジュアルの方向に舵を切らないといけないなと思う今日この頃です。

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