服飾

スーツの上着だけが余るのを防ぐ方法

クロゼット内のスーツ

ある日の休日、クローゼットがぎゅうぎゅうになっているのを見かねて、服の整理をすることにしました。

その結果判明したことは、今後とも着ることのないであろう服ほぼ全てがスーツの上着だったこと。というか、処理しなければいけないことに薄々気付いてながら、先延ばしにしていました。

つまり、使い道がないのに未練がましくとっておいた、というのが実際のところです。

その後、着ないものを徐々に処分していく中、スーツの上着のみが残らないようにする手立てはないものか考えてみました。

今回はそれらの内、実行してみたけどうまくいかなかったこと、現在採り入れていることについてのお話です。

ただしこれは、自分を含め今後スーツを新調する必要のあまりない人、これからはカジュアルウェアを中心に増やしていきたいという人が対象となります。

保守的なドレスコードのスーツを着てバンバン活躍しないといけない特に若い人達は、私の取っている方法など参考にはせず、新しいスーツを沢山揃え、生地が痛んだら上着とスラックス両方とも躊躇なく廃棄処分してください。

1)どうしてもスーツの上着が余ってしまう理由

誰もが経験している通り、スーツのスラックスは上着より先に傷みます。それでも上着だけ余らないよう、いくつかの方法をとりましたが概してうまくいきません。

1.スラックスの修繕・修復が上手くいかない

仕立て屋

スラックスを処分しなくて済むよう、修繕・修復を図ります。

①擦り切れた裾の修繕

裾が擦り切れたら裾を修繕すれば良いのですが、どうしても裾を短くせざるを得ず、5ミリとかだったらまだしも、2センチとか短くすると格好が悪くなるので諦めるしかありません。

②テカリを無くす

座りながら仕事をすることが多いため、絶えず椅子との摩擦によってお尻のあたりの生地がテカってきます。

学生服のテカリを修復するために、水で希釈したアンモニア水を生地に吹きかけ、その後、当て布の上からアイロンをかけたことを思い出し、同じことをやってみましたがテカリは完全には消えません。

そう言えば、学生服も少しはましになった程度だったような。それでも平気で通学しましたが、社会人になったらテカリが完全に消えていない服を着るのは恥ずかしいし、身だしなみ的にも受け入れられません。

③汚れを落とす

これは生地の痛みとは別の話ですが、何故か上着に比べてスラックスのほうが汚れる頻度が高いです。上着を脱いで食事をすることが多いからでしょうか?

そして、クリーニングに出しても「○○部分の汚れは落ちません」という注意書きとともに戻ってくることが何度かありました。

2.全く同じスラックスを新調するのは無理

修繕・修復できないことがわかると次に打つ手は、スーツを購入したお店に行って同じ生地のスラックスを購入することです。

しかしお店に聞いても「そんなものありません」とのつれない返事しか戻ってきません。

3.上着に合いそうなスラックスを見つけるのは難しい

デパートの服売り場

次善の策として、上着に合いそうなスラックスはないものか探してみます。しかしそんなものが見つかったためしは一度たりともありません。

でも「きっと見つかるはず」と、週末は未練がましくデパートを探索。


かくして、着ることのないスーツの上着のみが徐々に、しかし確実に増えていきます。

2)新調するスーツの上着が余らないようにする方法

余ってしまった上着は廃棄処分するしかありませんが、同じことが起きるのをできるだけ避けるべく考え出した方法は以下のごとくです。

1.ツーパンツスーツを購入する

誰でも思いつく方法ですが、スーツ量販店くらいでしかツーパンツスーツを見つけるのは難しいです。

量販店で販売されているようなスーツを着るのはイマイチ気が向かないという、私と同じ考えのオジサンはこの方法は採れません。

2.オーダーメイドのスーツを仕立てる

フルオーダーのスーツであれば、スラックスが痛んだ時、それだけを仕立ててもらえるかもしれません。

しかし昔からのなじみということで、生地を切らしていても損失覚悟で新たに同じ生地を仕入れてくれるテーラーさんもいるかもしれませんが、あまり迷惑をかけないように最初からツーパンツにしておいたほうが良いでしょう。

ただ、例えば私の持っているフルオーダーのスーツは、生地にシルクが混ざっていて光沢があります。これ普段の仕事場で着ると浮いてしまうので着る機会がほとんどなく、当然スラックスの擦り切れやテカリも生じません。

なので、どのくらいの頻度で着る機会のあるスーツなのか見極めた上で、ツーパンツにするかどうか決める必要があると思います。

3.スーツを厳選する

スーツ売り場

最後にたどり着いたのが、ぶら下がりスーツの中で上着としても使えそうなものを選ぶ、というアイデアです。

では具体的にどのような上着なら大丈夫そうか?考えた結果です。

①無地

ストライプ入りの生地だと、いくらスタイルがオーソドックスなものでも、上着に合ったスラックスを見つけるのはほぼ不可能です。当然チェック柄の上着にも同じことが言えます。

なので可能性がありそうなのは無地だけということになります。

②色

考えうるのは紺かグレーでしょう。ただし、敢えて言えば紺の方が良いと思います。

理由は紺・グレーのスラックスだけでなく、茶系のスラックスとも合わせることが可能だからです。グレーの上着ですと、茶系のスラックスに合わせるのは結構難しい面があります。

③生地

秋・冬物だったらフラノ(フランネル)かサキソニー、夏物だったらモヘアで決まりでしょう。

もちろんカジュアルっぽいスーツで構わない職場であれば、秋・冬物のメルトン、ツイード、夏物の綿、麻、シアサッカーなども視野に入ってきます。

特にツイードなんかですと、グレーではなく茶系の上着でも、色々なスラックスにマッチすることが容易に想像できます。

④購入する店を選ぶ

最後に、ジャケット単体とスーツの両方を扱っている店で選ぶと間違いないと思います。

どういうことかと言いますと、まずどのようなジャケットがジャケット単体として売られているかチェックします。

その後スーツのコーナーに行って、似たような生地、色のスーツを探します。そのようなスーツの上着であれば、ジャケット単体としても使える可能性が十分あります。

3)まとめ

なんかコストセーブの話みたいになってしまいましたが、今後洋装のカジュアル化がますます進んでいく中、手持ちのジャケット数を増やし、コーディネートの幅を広げるという視点で今回の話を捉えていただければと思います。

-服飾

Copyright© NICEオヤジ塾 , 2021 All Rights Reserved.